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2005年 04月 28日
飛ぶ力と、向かい風
飛ぶ力と、向かい風_c0067646_715745.jpgまたまた、会社の昼休みを使った「Short trip」ネタです。
お弁当を買って、5分ほど歩いてお出かけ。防波堤の上に座って大空に飛び立つ飛行機をみながら潮風を満喫できる贅沢なランチです。それにつけても、風が強かった。ん?風??
そういえば、飛行機を見ていたら友人のTI君から教えてもらった言葉を思い出しました。
「飛行機が高く飛び上がるためには、向かい風に向かって体を広げて滑走しなければならない。その風圧は強いから、羽をたたみたくなるし、下手したら風に負けて落ちてしまう。でも空の向こうがみたいならまた飛びたてるんだ」とか。
生きることや、なにかに変革を求めて行動していくとき、なんと様々な障害や摩擦が起きることでしょう。でもそれは、「今」からの「飛翔」のために必要な向かい風であり、「飛翔」に必要な条件が揃うチャンスのお知らせなのかも知れません。学校で勉強した数少ない「専門分野」での記憶に、飛行機が飛行するエネルギーの大半は、空気抵抗に浪費していると聞きました。何もしなければ、空気抵抗はないかも知れません。ところが、移動しようと、飛翔しようとすればするほど、大きな抵抗を受けることになるのです。つまり、飛んでいることは、空気抵抗を受けることであり、空気抵抗を受けるときは、飛んで(移動して)いる証拠なんだ!


■以下、ウンチクに浸ります・・・・^^



飛行機が飛び立つために必要な揚力、それを求める簡易式は下記通り(のはず)。

●揚力=CD値×1/2×ρ×A×V^2         *多分に間違っている可能性アリ

[記号説明]
・揚力:翼に掛かる力で、飛び上がろうとする力です。
・CD値:飛行機や翼の「形」によって決まる「抵抗値係数」です。
      自動車を買う際のカタログにも、記載されていますね。
・ρ :空気の密度です
・A :前影投影面積
    飛行機や翼の進行方向から見た際の面積です。
・V :速度
    揚力は速度の二乗に比例するのです。

[科学に学ぶ]
●同じ式で、抗力も求まります。選択は、翼の形や伝え方。つまり僕らのあり方そのものが、抵抗にも揚力にも置き換えることができるんだってことかも知れません。
より高く飛ぶためには、大きな抵抗や摩擦を伴う。そしてその大きさだけ揚力を得られるということ。
●CD値や面積を「その人のあり方、態度」におきなぞらえると、大きな態度(面積)でいるのではなく、謙虚な心・態度でいることで余計な抵抗を減らすことも可能なんだなぁと。(人気のF-1マシンの場合は、ウィング等を使ってわざとCD値を大きくとって抵抗を増し、その抵抗力をタイヤを路面に押し付ける力にしてコーナースピードを上げられるようにしています)

●そしてもひとつ決定打。
 理解してもすぐに実行できない自分がいて、どーしよーもねーなーってことです^^


Keep challenge!! Keep smiling!
by NAO

by ippo2010 | 2005-04-28 18:58 | ■日常


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