あの人にはお世話になっているから挨拶しよう、あの人はいつも返してくれないから
それなりの挨拶をしておけばいいか。なんて自分の心の中で驚くような”選択”をしている
ことに気づいたことがあります。
目も向けず挨拶を返してもらえなかった時に「何様のつもり?!」なんて
思っていた自分こそ、そんな選択をして「何様のつもり」だったのかと
自分にガックリしました。
人間不思議がたくさんあって、相手に温かくすれば温かい反応があるし
冷たくすれば、冷たい反応がある。やまびこ法則があると思います。
山と違うのは、その時の状況がいろいろあるので、かえったりかえらなかったり。
その人だって、色々な想いを抱えて生きているのだから、こちらが元気に挨拶
しても良い反応がなかったからと言って「挨拶も返せないひと」と決めつけては
いけません。「挨拶も返せないようなことがあったのかな」と気づくことの方が
人間関係において大事なことのように思います。
たとえ帰ってこなくても、たとえ冷たい反応されたとしても、
明るい挨拶をしなかったことで失うことなんて何もない。
それよりも、いつでも温かい挨拶をしていたことで、その人の中で
凍りついていた何かが溶けて、いつか返してくれたり、自分に帰らなくても
誰かに伝播していったりすることがあれば、とってもいいことですよね。
元気な挨拶もいいことですが、思いやり溢れる温かい挨拶ができるように
なりたいと思います。
今日もよい一日を!