2006年 10月 05日
聴くこと
今週の月曜日、朝のミーティングで10分スピーチを
担当させて頂きました。

原稿なしの10分、テーマは「聞く・聴く・効く」というもの。

いっぽ活動や仕事を通じて、僕なりに「傾聴」の大切さと、
「難しさ」と「効果」についてまとめた話をしました。

改めて振り返ると、「傾聴」することは簡単なようで難しい。
自分が尊敬する相手から聞くことは容易かも知れません。
でも一見自分のほうが一日の長がある分野においても、
相手の考えを最後まで聞くことの大切さを体感してきました。

早稲田大学の大隈重信は若いころ「一を聞いて十を知る」という、
天才的に頭の回転の早い人だったそうです。ある日、ある人から
「お前のその一を聞いて十を知るところが短所だ」と指摘を受けた
そうです。つまり、長所が短所だと言うのです。
最後まで話を聞けないということは、それ以上得られる情報が増えな
いということ。それは、もったいないという教えです。
わかっていても、ちゃんと最後まで聞きなさい。そう教えてくれたのは
後に大阪の実業界の生みの親となる五代友厚だったそうです。

論語にも「知及ぶべし、愚及ぶべからず」という言葉があります。
これは知識を追い求めることだけじゃなく、時には愚かになって、
身を低くして得られる情報を増やすことの大切さ、難しさを
僕たちに教えてくれていると思います。

水は高いところには流れません。
低いところに流れるものです。

そして、水を誰にも譲らずためるのではなく、次へと
流していく湖のようになりたい。水を貯めるだけの湖は、
流れが止まり、澱みます。
いつまでも新鮮な水が流れ込み、与えていける湖のような存在
でいたいものです。

自分でスピーチをしていて、改めて意識して努めたい、
努めなければいけないな、という気持ちをこめてweblog!

by nao
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by ippo2010 | 2006-10-05 23:22 | ■変わること変わらないこと


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