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2006年 11月 08日
医者のような存在を目指して
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僕たちは、遊び場をひとつの環境として捉えて活動をしています。

その遊び場を守ろうという価値観を共感できる人たちと交わり、きれいな海岸で遊ぶことは
僕たちにとってとても楽しい時間です。それこそが僕たちの楽しみでもあるし、メッセージにもなっています。

一方で、汚れ行く遊び場、その遊び場を守っていく意識の少ない、共感できていない人たちに
伝えていくこと、その人たち自ら行動し続けてもらえるように働きかけていくことの大切さを覚えています。

人は正論や批判によって動くことはできません。
強制感や義務感での行動ではなく、「楽しむために必要なこと」として
当たり前に、主体的且つ持続的に活動できるようになってもらうために
働きかけるのが、環境応援団いっぽ活動の目標のひとつです。

その人や遊び自体を否定しないようにすることが大切です。
批判や指摘するよりも、「今できること」を見出し、行動につなげていった方が
はるかに環境にプラスになる気がしてなりません。

互いに尊重し合う姿勢が必要です。
そもそも、僕たち自身が環境(エコの意味)にどれほどよい存在か、
誇ることなどできるはずがありません。

「医者を必要とするのは丈夫な人ではなく、病人である」

きれいな環境に対して働きかけていくことではなく、汚れてしまって、存続が危ぶまれてしまう
遊び場こそ、環境活動を必要としているのです。

環境応援団いっぽもこの気持ちをこめて活動をしてきました。
その為に、その場に共に居て、同じ目線で考え、一緒に今できることから
考え、行動していくこと。このことを常に忘れないように歩んでいきたいと思います。

汚れた遊び場に入っていき、そこで今からできる活動を共に見出し、
徐々に広げていく活動。それは容易なことではありませんが、
そこで芽生える意識、行動は何にも代えがたい輝きがあります。

仕事でもいっぽでも、「医者のような存在」を目指す目標を忘れず。
同時に、僕たち自身こそ医者を必要とする存在であることも忘れずにweblog!
by nao

by ippo2010 | 2006-11-08 00:59 | ■変わること変わらないこと


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